外部環境の変化
2011年の東日本大震災以降、電力会社の電気代は3割弱も値上がりしており、2019年の消費税増税も踏まえると、 3割の値上げ幅となってきております。 したがって、電力料金の見直しは、コスト削減というよりは、むしろコスト上昇を回避するための取り組みとして、どの企業でも避けられないテーマになってきたと言えるでしょう。
旧一般電気事業者の価格推移
また、CO2の排出による全世界的な気候変動リスクが叫ばれ、日本もパリ協定において、CO2の削減をコミットしました。 具体的には、2030年にCO2:46%削減(2013年度比)、2030年にCO2:実質排出量ゼロ(カーボンニュートラル)と、現状の延長線上の取り組みでは決して成し遂げられない、非常にチャレンジングな目標値を設定しました。 これにより、当然ながら事業活動を行う各企業に、この水準のCO2削減に向けた対策が求められる時代が到来します。
「電力料金の値上がり」と「気候変動対策への要請」という、大きく2つの外部環境の変化が生じています。 一方で、電力自由化などにより「電力データのデジタル化」ができる時代も同時に到来しています。 これにより、これまでより高度な調達改革が行えたり、電力データのデジタル化により経営/事業活動の血液とも呼ばれる「電力」の見える化及び最適化ができるようになってきています。
なお、日本の電力調達は欧州、米国において企業が行っている電力調達と比べると、5~10年は遅れを取っていると言われています。 海外では、日本省電のような、外部の専門会社による「科学的な根拠に基づいた電力調達の最適化」が当たり前のように行われています。 そこで、日本省電は、日本で初めて「科学的調達戦略」に基づく電力調達の最適化をデザインし、実現するソリューションサービスをローンチしました。 日本省電は、国内の電力調達の常識を改革していくことで、国内外の産業活性化に貢献してまいります。
日本省電のサービス概要
電力調達改革の最適化をデザインし、実現致します
- 戦略コンサルティング会社のノウハウを使い、戦略策定&要件定義を実施
- サブスク型のシステム開発会社のノウハウを使い、IT化&事業立上げを推進
- 自社エキスパートBPOノウハウを使い、運用最適化&BPOを遂行
具体的には、調達戦略の策定をはじめ、業務BPOやデータ管理まで一気通貫でご支援することで、最適化ソリューションをご提供いたします。 以下の6つのサービスを一気通貫でご支援いたします。
日本省電のサービスの流れ
日本省電は、お客さまが実現したいことを、お客さまと一緒にデザインし、実現するベストパートナーとなることを目指しています。 そこで、他の一括見積り事業者やコスト削減事業者と全く異なり、コンサルティング型のアプローチにより、 お客さまの電力調達を最適化いたします。 ※日本省電のサービスは電力料金が年間1億円以上の企業様を対象としております。